標準仕様

あなたにとって使いやすい形が　限界をつくる道具であってはならない

KIKU OKAWAでは、使い始めのM.T.O.はおすすめしておりません。
まずは標準仕様のままで、１週間～１ヵ月程お使いになられてみてください。

ほとんどの場合そのまま技術者の手に馴染んでしまう、はじめからそのような設計なのです。
そして、“慣らし”を終えるころには、もう指先といっしょのような感覚になっている。

M.T.O.をしなければ使い物にならない道具ならば最初からその形が標準仕様であるべきだ、
私たちはそう考えます。

それでも加工が必要であれば、そこではじめて一つずつ丁寧にていねいに専門技工士と調節していけばよいのではないでしょうか。
手のサイズ、指の長さ、関節可動域の広さが千差万別かつ十人十色であることは、熟知している。
その上で、
プロの仕事を支えるためのプロの仕事がここにはあり、それが標準仕様であり KIKU仕様なのです。

自分基準を作らない オンリーワンの造り方

世界中のプロスタイリストがKIKU製品を指定し標準仕様のまま使われています。

これをどう考えるか。

自分レベルに道具を合わせるのではなく、トップレベルに自分を合わせていくという考え方があってもよい。
そうすることで、トップレベルの考え方やカットスタイルを理解し習得する早道となる。

一つの既製品であったとしても、使い出すと瞬く間に自分の手の一部となってしまう。
そのように上手に、大事に使い込まれた道具こそが、オンリーワンなのではないだろうか。
技術者の繊細な技術を正確に写し込む素直でピュアな道具を選ぶことが、カット技術向上への近道であろう。

M.T.O.概要

M.T.O.では、KIKU SCISSORS COLLECTIONにないシザーのお仕立てや、正規品の一部分をご指定の形状へ加工いたします。

M.T.O.の担当技工士へ直接ご相談頂く事で、失敗の無い理想の形を追求いたします。
M.T.O.例は無限大です、ご相談ください。